留学生の基本的な生活は食事だけではありません。普段のごく当たり前の基本的な生活を知ってもらうのも大切な事になるのではないでしょうか。
朝起きてから、身支度して、朝ごはんにするまでのことに関してもそうですし、寝る前の入浴に関する習慣も違いがあるでしょう。日本のように湯船にお湯をためて入るという習慣がないでしょうから、湯船に入る時には体を洗ってから、入るようにすると言うことや、銭湯での入浴マナーなんかも伝えられるといいかもしれませんね。
あと、留学生の部屋を作るとしたら、その部屋の掃除は自分で行うように初めから伝えておくとか、掃除に入るのなら、いつには掃除をするから、入られても大丈夫なようにしておくようにと言うように、伝えておくことも必要かなと思います。
食事の時に手伝ってもらいたいなら、その旨を留学生に伝えておくといいですよね。片付けに関してもみんなで行うという家庭なら担当を決めて、一緒に参加してもらうことを伝えておくのがいいかもしれません。
留学生で訪れる外国の人は察する文化ではないので、言わないと分からないのですね。だから、来日したその日は片付けなどは手伝わなくてもいいにしても、いずれかは留学生に手伝って欲しいと考えているのなら、慣れてきた頃に手伝ってもらえるようにするといいですね。
折角来てもらっているのだからと、遠慮しないで、そこそこの家庭のルールをきちんと初めに伝えておくことで、お互いにモヤモヤすることが減るでしょうし、長期の留学生の滞在となると家族の一員として扱った方が、留学生の方も自然で、学ぶ事が多いような気がします。
それからたまには、たまには日本の観光地に一緒に出かけるのが喜ばれるかもしれません。
言葉が通じるか通じないかといったら、通じた方がはるかにコミュニケーションはとりやすいですが、例え通じなくてもお互いに理解し合おうという気持ちがあったら、片言でも、ジャスチャーでも分かり合うことが出来るので、臆せず、留学生と関わりを持てたらいいなと思います。